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学者・教育・医者


湯川 秀樹 ( ゆかわ ひでき ) 1907〜1981(明治40〜昭和56)
 【物理学者】 日本人初のノーベル賞獲得。中間子論は、クォークなど新素粒子発見のきっかけに。

朝永 振一郎 ( ともなが しんいちろう ) 1906〜1979(明治39〜昭和54)
 【物理学者】 くりこみ理論で量子力学の発展に貢献。ノーベル物理学賞を受賞した。

河合 栄治郎 ( かわい えいじろう ) 1891〜1944(明治24〜昭和19)
 【経済学者】 マルクス主義、ファシズムと果敢に戦う。時代に早すぎた自由主義者。

大河内 正敏 ( おおこうち まさとし ) 1878〜1952(明治11〜昭和27)
 【実業家】 科学者の楽園「主任研究員制度」を発足。ノーベル賞受賞者など優れた研究者が輩出した。

寺田 寅彦 ( てらだ とらひこ ) 1878〜1935(明治11〜昭和10)
 【物理学者・随筆家】 「天災は忘れたころにやってくる」は至言。バイオリンと絵画を愛した世界的物理学者。

福田 徳三 ( ふくだ とくぞう ) 1874〜1930(明治7〜昭和5)
 【経済学者】 日本経済学の草分け。資本主義国家での福祉論でも先駆的役割。

田口 卯吉 ( たぐち うきち ) 1855〜1905(安政2〜明治38)
 【経済学者】 「エコノミスト」の日本版「東京経済雑誌」を20代で主催。政府の保護貿易を徹底して批判した。

Fenollosa E. F. ( フェノロサ アーネスト フランシスコ ) 1853〜1908(嘉永6〜明治41)
 【日本美術研究家】 衰退する日本画に新しい生命を与えた。日本美術の父と呼ばれるアメリカ人。

Balz E. ( ベルツ エドワルド ) 1849〜1913(嘉永2〜大正2)
 【医師】 日本にドイツ最高水準の医学知識をもたらした。温泉を研究し、草津を世界に紹介。

Griffis William Eliot ( グリフィス ウイリアム エリオット ) 1843〜1928(天保14〜昭和3)
 【教師】 日本人留学生に感銘して来日。日本学の先駆者。

Morse E. S. ( モース エドワード ) 1838〜1925(天保9〜大正14)
 【動物学者】 大森貝塚を発見した日本考古学の恩人。日本文化を日本人以上に愛した。

Roesler K. ( レースラー カール ) 1834〜1894(天保5〜明治27)
 【法学者】 明治憲法のアドバイザー。ボアソナードらと明治法体制の基礎を作った。

中村 正直 ( なかむら まさなお ) 1832〜1891(天保3〜明治24)
 【教育家】 「天はみずから助くるものを助く」明治のベストセラー西国立志編を著わす。

吉田 松陰 ( よしだ しょういん ) 1830〜1859(天保元〜安政6)
 【思想家】 高杉晋作、伊東博文らを教育。堂々と幕府を批判して死罪に。

Boissonade G. E. ( ボアソナード グスタフ エミーユ ) 1825〜1910(文政8〜明治43)
 【法学者】 日本の法体系を近代的に整備。10年の歳月をかけたボアソナード民法は無念の廃案。

渡辺 崋山 ( わたなべ かざん ) 1793〜1841(寛政5〜天保12)
 【蘭学者】 優れた画家であり、蘭学者、また施政者。蛮社の獄で無念の最後。

近藤 重蔵 ( こんどう じゅうぞう ) 1771〜1829(明和8〜文政12)
 【探検家】 エトロフ島、利尻島を探索した北方探検家。

佐藤 信淵 ( さとう のぶひろ ) 1769〜1850(明和6〜嘉永3)
 【経世家】 江戸の「東京」改称を提案した、幕末の経世学者。

高橋 至時 ( たかはし よしとき ) 1764〜1804(明和元〜文化元)
 【天文学者】 寛政暦法を完成。伊能忠敬に測量技術を教えた。

塙 保己一 ( はなわ ほきいち ) 1746〜1821(延享3〜文政4)
 【国学者】 盲目のハンデを乗り越えた、学問への情熱。麹町に和学講談所を設立。

伊能 忠敬 ( いのう ただたか ) 1745〜1818(延享2〜文政元)
 【地理学者】 50歳から始めた学問で、「大日本沿海輿地全図」の偉業を達成。

平賀 源内 ( ひらが げんない ) 1728〜1779(享保13〜安永8)
 【本草学者】 その才能、行動、発想、すべてが型破り。不幸な死が惜しまれる。

山県 大弐 ( やまがた だいに ) 1725〜1767(享保10〜明和4)
 【儒学者】 「天に二日なく、民に二主なし」。尊王思想で幕府批判。

青木 昆陽 ( あおき こんよう ) 1698〜1769(元禄11〜明和6)
 【蘭学者】 サツマイモの栽培に成功。日本を飢餓から救った「芋神さま」。

野呂 元丈 ( のろ げんじょう ) 1693〜1761(元禄6〜宝暦11)
 【学者】 西洋本草学を学び、蘭学興隆の基礎を築く。

太宰 春台 ( だざい しゅんだい ) 1680〜1747(延宝8〜延享4)
 【儒学者】 師・荻生徂徠の経学を発展させ、独自の説を発展させた。

荻生 徂徠 ( おぎゅう そらい ) 1666〜1728(寛文6〜享保13)
 【儒学者】 日本の儒学を、中国の呪縛から解き放った大思想家。

室 鳩巣 ( むろ きゅうそう ) 1658〜1734(万治元〜享保19)
 【儒者】 新井白石と並ぶ、木下門下の俊才。吉宗の享保の改革を補佐。

西川 如見 ( にしかわ じょけん ) 1648〜1724(慶安元〜享保9)
 【天文・地理学者】 庶民の心情も、世界の地理も、どちらも深く理解した町人学者。

林 鳳岡 ( はやし ほうこう ) 1644〜1732(正保元〜享保17)
 【儒学者】 湯島聖堂の初代学頭。儒学者の地位を確立した、林家のサラブレッド。

関 孝和 ( せき たかかず ) 1640?〜1708(??〜宝永5)
 【和算家】 独学で和算を大成。筆算で精緻な円周率を算出した、日本の天才数学者。

渋川 春海 ( しぶかわ はるみ )1639〜1715(寛永16〜正徳5)
 【天文学者】 趣味が高じて、碁所役から天文・暦学者に。貞享暦を完成。

由井 正雪 ( ゆい しょうせつ ) 1605〜1651(慶長10〜慶安4)
 【軍学者】 神田に軍学塾「張孔堂」を開き、クーデターを画策。

林 羅山 ( はやし らざん ) 1583〜1657(天正11〜明暦3)
 【儒学者】 博覧強記に加えて実務の才をあわせ持ち、将軍家の侍講に。家康から四代の将軍に仕えた。

津田 梅子 ( つだ うめこ ) 1864〜1929(元治元〜昭和4)
 【教育家】 明治政府が派遣した最初の女子留学生。教育で女性の地位向上を目指した。

監修: 江戸東京博物館 都市歴史研究室長 北原 進

 
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