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神田の蕎麦屋

やぶ仙

江戸神田蕎麦の会 やぶ仙
店主 横内光雄(よこうちみつお)さん

横内さんはやぶ仙の2代目。創業当時のお店は平屋だったが、平成元年にお店がビルになった。

江戸神田蕎麦の会として地域活性化をめざしたイベント「そばアート」をきっかけに、本来ならばライバルと思われる同業者(お蕎麦屋さん)と一緒になって、イベントを実施した。思ったより楽しく、他の人と係わることでよい刺激をもらった。できれば地域全体でもっと盛り上げていければと思っている。

お店の奥に見えるおしゃれなのれんは、デザイン案を5種類書いてもらって選んだ。のれんはお店の顔、「のれんをみて振り返ってもらえるといいよね。」と横内さん。内装は間接照明で落ち着いた雰囲気。

「辛味大根そば」はのどごしが良い。辛味大根につけると辛味が口のなかにひろがる。このおそば、今一番人気があるという。750円

 やぶ仙は昭和25年創業。戦後だったので、飯を食っていかなきゃいけない、という時に、たまたま先代が出会ったのが蕎麦屋だった。平成元年にお店がビルになり、いまの店構えとなった。2代目横内光雄さん(61歳)がお店にたつことになる。

蕎麦屋というと、お昼に食べるイメージもあるが、やぶ仙は営業時間が22時までと、他のお蕎麦屋さんと比べると遅めである。それは、横内さんが夜のアルコールも楽しんでもらえたらと、お酒をだすようになったから。ただそこにもこだわりがある。蕎麦屋が酒をだすのだから、「蕎麦は食べてもらいたい」という。「おいしい蕎麦をつくっているのだから」と。普通の居酒屋だったら他にもあるが、うちは蕎麦屋だというのだ。ご主人のこだわりが見える。

この地域は、スポーツ店がたくさんある。現在は若い人がたくさん往来しているが、昔は、つるしの洋服屋、仕立て屋が多かったという。それが昭和48年くらいから既製品が安く売られるようになってきて、今では仕立て屋がほとんどなくなってきたそうだ。そんな街の移り変わりとともに、客層もだいぶかわってきた。昔は地元のお客さんが多かったが、今は遠くからスポーツ商品を買いにきたお客さんが家族連れで来ることもある。「今年も来たよ」なんていいながら、やぶ仙のお蕎麦を食べにくるようだ。

「おいしいと思ってくれる人がいればお客さんがお店を選んでくれる」そう思って、仕事をしているし蕎麦作りにも余念がない。お客さんがおいしいと思えば来るし、まずいと思えば来ない、それでいいと思っている。「私に会いにじゃなくて、蕎麦を選んで来て欲しいなぁ」と照れ隠しかどうかわからないが、写真には写りたがらなかった。

取材日:2006.6.12 田島亜希子  記:2006.7.12)

やぶ仙 外観

やぶ仙 店内

お店の奥に見えるおしゃれなのれんは、デザイン案を5種類書いてもらって選んだ。のれんはお店の顔、「のれんをみて振り返ってもらえるといいよね。」と横内さん。内装は間接照明で落ち着いた雰囲気。

辛味大根そば

辛味大根そば 750円「辛味大根そば」(750円)はのどごしが良い。辛味大根につけると辛味が口のなかにひろがる。このおそば、今一番人気があるという。

やぶ仙

■営業時間
【平日】11:00 - 15:00 / 17:00 - 22:00
【土曜】11:30 - 15:00 / 17:00 - 21:00
■定休日
日曜日
■住所
東京都千代田区神田小川町3-6
■電話
03-3219-5467
■交通アクセス
地下鉄神保町駅から徒歩5分