恵比寿麦酒記念館
よく冷えたビールが恋しくなったから…という訳でもありませんが「恵比寿麦酒記念館」というところへ行ってきました。恵比寿ガーデンプレイスにあります。いつもイベントが絶えないセンター広場から三越を通り抜けたあたりです。
いうまでもありませんが、恵比寿ガーデンプレイスはサッポロビールの恵比寿工場が千葉に移転した(1988年)跡地を再開発したものです。
恵比寿麦酒記念館のエントランス左手に巨大なブロンズ像がありました。説明パネルで確認すると「馬越恭平像」。馬越恭平は日本麦酒(恵比寿ブランド)、大阪麦酒(アサヒブランド)、札幌麦酒(サッポロブランド)の3社が大合併して(1906年)できた大日本麦酒の初代社長にして、日本のビール王です。戦後、超ガリバー型寡占企業であった大日本麦酒が過度経済力集中排除法によって、朝日麦酒と日本麦酒に分割され(1949年)、さらに日本麦酒が1964年にサッポロビールと改称して今日に至った訳ですが、それにしてもこの「馬越恭平像」は巨大過ぎて、少し異様です。
館内の展示は旧工場の機械等もありましたが、全体的には写真やビデオといった映像展示に偏っているように感じました。企業博物館は企業の資料室(或いは史料室)的機能、または広報部(或いは宣伝部)的機能を公開したものといわれますが、「恵比寿麦酒記念館」の場合は、後者に軸足があるのかもしれません。また、エントランス・ロビーにグランドピアノがあって、お昼のコンサートということで演奏会をしていましたが、これも私のとっては意味不明でした。第一、ピアノの音で、映像展示のナレーションが聞き取れません。
少々、辛口なことを書き連ねましたが、「テイスティング・ラウンジ」…ここはお勧めです。静かな雰囲気のなかで麦酒(ワインも)が楽しめます。特に、少しづつですが4種類のビールをテイスティングできる「飲み比べセット(¥400)」がイチオシです。






