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【公園三昧】
国会前庭(南地区) - 国会の真ん前にある本格的和式庭園《公園三昧:第16回》

2008年8月13日

暑い。暑い。とにかく暑い。8月の炎天下、国会前庭(こっかいぜんてい)南地区に行ってきたからです。まちみらい千代田のある神田錦町河岸の交差点を出発して内堀通りを通り、桜田門をくぐっていくルートです。自転車で約15分で到着しましたが、この日は風も全くなく汗だくになりました。道中喉が渇きましたがここは皇居の周りでしてコンビニも自動販売機も1台もなし。水筒を持ってこなかったことを深く反省。
 
 実は国会前庭北地区洋式庭園には、今年の3月に行っているのです。3月の少し肌寒い日でしたが、桜が咲いていて非常に気持ちよかったのです。その時には南地区は大改修中で、改修が終わったら行こうと思っていたのですが、あれから約半年。真夏になってしまいました。季節の移り変わり、日本の四季を感じました。

並木道をはさんで北地区は洋式庭園ですが、南地区は和式の回遊式庭園です。都心の真ん中でありながら、大きな鯉の泳ぐ池あり、さらさら流れる川あり、小さな滝まであります。もちろんさまざまな種類の樹木も鬱蒼と繁っていますし、蝉も豪快に鳴いています。
池の展望台や休憩所もあり、周辺のビジネスマンや霞ヶ関、永田町に来られた皆様の、ビジネスの合間の休憩にすごくいいところです(ただし、真夏を除きます)。

国会前庭南地区は、江戸時代は摂津国三田藩の九鬼家の屋敷でした。明治に入り有栖川宮邸となり、その後は霞ヶ関離宮となりました。宮家の邸宅とか離宮ってどんなものだったのかなあと思っておりましたら、なんと宮邸がまだ残っていたのです。有栖川宮邸は現在、静岡県掛川市の大日本報徳社の仰徳館、仰徳学寮として大切に保存されています。また霞ヶ関離宮時代の秩父宮の御殿は、昭和46年に京都の大覚寺に移設され、現在は貴賓館となっているのだそうです(非公開)。

 改修され、きれいになった国会前庭南地区。霞ヶ関、永田町、桜田門あたりに行かれた際に、是非お立ち寄りになってみてはいかがでしょうか?